
ー café Rodgers vol.9 report ー
こんばんは、管理人のBARISTAです。
本日5月16日(金)、第9回カフェ・ロジャーズを開催いたしました。
本来は、ファシリテーターに徹するべき立場でしたが、今日はつい自分自身のことを語ってしまいました。参加者の皆さまには、役割を全うできなかったことをこの場をお借りしてお詫び申し上げます。

私は小児喘息を約20年患っていたため、長い間、病院から処方される薬に頼ってきました。ただ、成長期にも関わらずステロイドに依存してしまったことから、小学生の頃はクラスでも背が高い方だったにもかかわらず、中学に入ると背が一番低くなってしまいました。
つまり、周囲が成長していくなかで、私だけが成長がストップしてしまい、皆に追い越されていったのです。顔もまん丸(いわゆるムーンフェイス)で、今思えば明らかな成長障害でした。
そんなとき、あるクリスチャンの方のご紹介で、漢方薬専門のクリニックに通うことになりました。そこから数年にわたり、煎じた漢方薬を飲む日々が始まりました。
中医学では「食」がとても大事ということで、「冷たいもの」「甘いもの」「生もの」を採らないように制限されました。不味い漢方薬を飲み続けること以上に、この「食の3禁」はとても辛いものでした。唯一の解禁日はお正月で、おせちにでてくる伊達巻を食べるのがとても楽しみでした。しっとり甘くてとっても美味しかったことが、昨日のことにように思い出されます。

結果として、その治療法は私の体に合っていたようで、喘息も次第に快方に向かっていきました。振り返ると、いま話題?の「4毒抜き」のような食生活も功を奏したのかも知れません。あの、呼吸が苦しくて眠れなかった夜を思い出すと、いまこうして健康でいられることに、ただただ感謝の想いが湧いてきます。この度の対話を通じて、改めて気づかせていただきました。
参加者のみなさま、私の話にも耳を傾けていただき、本当にありがとうございました。

この記事を書いた人

BARISTA
café Rodgersの企画・運営をしています。対話のことを中心に、不定期ですが投稿しています。「第三の語る場」が世の中に喜んでもらえますように・・ファイト!