ジャンル | 対 象 | 話すテーマ(例) |
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死別・喪失 | 家族・友人・ペットとの別れ、離別、喪失体験など | 「あの人に、最後に言えなかったこと...」 「亡くなった母のことを、ようやく話せそうな気がして...」 「“大丈夫”と言ってしまった自分を責めている...」 |
病気・健康 | 自身や家族の病気・怪我・治療・介護など | 「診察室で聞いた言葉が、頭の中で何度もこだましている...」 「家族の介護が始まって、自分の時間がなくなった...」 「回復してきたのに、なぜか心だけがついていかない...」 |
孤独・生きづらさ | 一人暮らし、自分らしさ、居場所のなさ、将来不安など | 「本当の自分って、どこにいるんだろう...」 「将来を考えると、不安のほうが先にくる...」 「“普通”って何?ずっと迷っている...」 |
仕事・経済・転機 | 就職・転職・退職・失業、生活不安、生活困窮など | 「“辞めたい”のに、“やめられない”毎日...」 「働き方が変わったら、自分の居場所がなくなった気がした...」 「安定しているのに、なぜか満たされない...」 |
人間関係・家族 | 親・配偶者・子ども・友人・職場との関係性の葛藤・孤独 | 「家族なのに、わかってもらえない...」 「言いたいことを飲み込んでばかりの自分に疲れた...」 「誰にも頼れないって、こういうことなんだと思った...」 |
<安心して話せる場を目指して>
話すジャンルが共通していると、安心して語りやすくなり、共感や理解も生まれやすくなります。
ただし、「語りやすさ」は、その方の心の状態によっても変わってきます。たとえば・・
- いま、つらさの渦中にいるとき
- 少し気持ちが落ち着いてきたとき
- あれから●年が経ち、ふと振り返りたくなったとき
傾聴のしかたも、その時々の状況に応じて変わっていきます。受けとめ方や共感の寄せ方も、できるだけ一人ひとりに合わせながら、スタッフ一同、心に寄り添う対話を大切にしてまいります。